家事と聞くと、掃除・洗濯・料理といった「分かりやすい」ものが思い浮かびますよね。
でも実際には、名前すらつかないような細々した作業が山ほどあります。
たとえば、脱いだ服を裏返す、トイレットペーパーを替える、郵便物を仕分ける…。
誰かに「これも家事だよね?」とすら言いづらい、
も確かに時間を奪ってくる、
そんな“名前のない家事”たち。
気づけば、1日の中でそればっかりやっていたなんてことも。
私も以前は、何かに追われている感覚がずっとありました。
でも実は、それらを一つひとつ見直すだけで、思っていた以上に気持ちも時間もラクになるんです。
今回は、私が実際に取り入れて「本当に楽になった!」と感じた名前のない家事を減らす方法20選を、効果とあわせてご紹介します。
洗濯・収納・衣類ケアの“やめていい家事”で、日常がぐっとラクに!
毎日のように発生する洗濯や衣類の管理。
実はここに「名前のない家事」がたくさん潜んでいます。
こまごました手間を見直すだけで、ぐっと負担が減りますよ。
この見出しでは、以下の方法をご紹介します。
- 洋服やタオルは「畳まない」のが正解!
- 衣替えをやめて、クローゼットをシーズンレスに
- おしゃれ着の手洗いをやめる
- 裏返しの衣類を戻さない
洋服&タオルは畳まない
私は昔、洗濯物を畳んで、引き出しにきれいにしまうことが「ちゃんとした家事」だと思っていました。でも子どもができて、洗濯物がどんどん増えてくると、畳む時間なんてとれないし、そもそも誰もきれいにしまってくれない!
そこで思い切って、すべてハンガー収納+ボックス投げ入れ方式に変えました。ハンガーにかけたままクローゼットに入れるだけ。タオルや下着は種類ごとにボックスを用意して、畳まずに放り込むスタイルに。
これがもう…驚くほどラクなんです!洗濯物が干されたまま何日も放置、なんてことがなくなりました。多少シワがあっても、誰も気にしてない。それに気づいたら、気持ちまでラクになりました。
衣替えをしない
もう一つやめてラクになったのが、衣替え。押し入れからケースを出して、また戻して…という作業が本当に億劫で。そこで、一年中着る服だけを厳選し、オールシーズンそのまま出しっぱなしに。
ニットは洗濯機で洗える素材に。夏物でも重ね着できるものを選ぶようにしました。すると、季節の変わり目にバタバタすることもなくなり、クローゼットもすっきり。探し物も減って、一石二鳥です。
おしゃれ着は買わない&手洗いしない
昔は「可愛いけど手洗い」な服をうっかり買ってしまって、洗うのが面倒になり、何回かしか着なかったこともありました。それってもったいないですよね。今はもう、基本的に**洗濯乾燥機で洗える服しか買わない!**と決めています。
素材をチェックして、家でガンガン洗える服だけを選べば、手洗いやクリーニングの手間から解放されて、気持ちもすっきり。自己責任とはいえ、今の洗濯機って優秀だから大丈夫です。
裏返しの服はそのまま洗濯
子どもや夫が裏返して脱いだ服、昔はせっせと元に戻して洗っていたんです。でも、それをやめました。「そのまま洗って、戻すのは各自で」とルール化。最初は文句も出ましたが、すぐ慣れてくれました。
こういう“名もなき小さな家事”を一人で抱え込まないって大事だなと実感しています。
名前のない家事「日用品や消耗品の管理」を省く
気づいたら交換・補充・片付けの繰り返しになっている日用品まわりの家事。
放っておくと地味にストレスが溜まりますよね。
この見出しでは、以下の方法をご紹介します。
- トイレットペーパーの交換頻度を減らす
- シャンプーの詰め替えをやめる
- 季節家電を減らす
- ゴミ箱の数を減らす
- 手拭きタオルの管理を簡略化
トイレットペーパーは3倍巻きを採用
普通のトイレットペーパーだと、交換頻度が高くて本当に面倒。思い切って3倍巻きに変えてみたら、減るのが遅い!
取り替え回数が激減しました。
しかも収納スペースも節約できて一石二鳥。交換の頻度が減るだけで、ちょっとしたストレスがなくなるんですよね。
シャンプー詰め替えは「詰め替えそのまま」
ボトルに中身を移し替える作業って地味に時間かかるし、詰め替えパックがうまく切れなくてイライラ…。
そんな悩みが、「詰め替えそのまま」という便利グッズで解消されました。
詰め替えパックに直接ノズルを取り付けて使うだけなので、一度取り付ければずっとそのまま使える。
今ではもう、これなしの生活は考えられません。
季節家電はなるべく持たない
以前は加湿器・扇風機・電気ストーブなど、季節に応じていろんな家電を出したりしまったりしていましたが、今はエアコン一択に。
調整機能も優秀なので、これ一台でほぼ快適に過ごせます。
収納場所も掃除の手間もいらなくなって、毎年の出し入れ行事もなくなりました。
ゴミ箱はキッチン1か所だけ
部屋ごとにあったゴミ箱を、キッチンに一か所だけにしたら、ゴミ袋を集めて交換する作業が激減。
最初はちょっと不便かな?
と思いましたが、慣れるとむしろ快適。
ゴミが出たらキッチンへ直行するルールにして、余計な管理は一切しなくなりました。
手拭きタオルは1か所集中
以前はトイレや洗面所ごとにハンドタオルを設置していましたが、タオルをまとめて1か所だけに設置するように変更。
場所が減ると交換の手間も管理もラクになります。
乾燥が気になるときはペーパータオルにしたことも。
探さない仕組み作り=名前のない家事を減らす
「探し物どこだっけ?」「あとで分けよう…」そんなちょっとした時間の積み重ねが、意外とストレスになっていませんか?
家の中の流れをスムーズにするだけで、余計な動きが減って家事も時短になります。
この見出しでは、以下の方法をご紹介します。
- 探し物を減らす
- 郵便物の仕分けを即処理する
- 調味料や日用品のストックを適量に保つ
- ポイントカードはアプリで管理
定位置管理で探し物ゼロへ
鍵やハサミ、文房具などの小物は、使う場所に定位置を作るだけで、探し物の時間が激減します。
我が家では玄関に鍵のトレー、リビングには文具ケースと、場所ごとに収納を固定。
「ここに戻す」だけのルールにしたら、家族全員も覚えてくれて、自然と整うようになりました。
郵便物は即仕分けルール
郵便物はついテーブルに置きっぱなし…ということが多かったのですが、
「その場で仕分けて処理する」よう意識を変えました。
いらないチラシはすぐ捨て、必要な書類は指定のファイルへ。
たったそれだけなのに、支払い忘れや大事な書類の紛失がなくなったのは大きいです。
ストックは“2割残し”で補充
調味料や洗剤、ティッシュなど、なくなるギリギリで買いに行くのってバタバタしますよね。
我が家では「2割残ったら買い足す」をルールにして、常に1つ分の余裕を確保。
無駄な買い置きも防げるし、在庫を探す手間も減って、管理がずっとラクになりました。
ポイントカードはアプリで管理
財布の中にパンパンに詰まったカード類、全部出してみたら半分以上使ってませんでした。
今はよく使う店舗のカードだけアプリに移行して、他は処分。
おかげでレジ前でもたつかず、会計もスマートです。
小さなルール変更で、家族みんなで“やらない家事”へ!
家事は「自分がやったほうが早い」とつい思いがち。
でも、ほんの少しの工夫やルール変更で、家族全体が参加できる仕組みに変えていけるんです。
この見出しでは、以下の方法をご紹介します。
- 宅配便の対応がラクになる服選び
- 朝食は固定メニューにする
- 汚れをためない“ついで掃除”
- 電気の消し忘れを家族でゲーム化
宅配便対応しやすい服に変える
部屋着といっても、あまりにもラフな服だと宅配が来たときに慌てて着替えることに…。
そこで私はそのまま外にも出られる楽なワンピースやセットアップを部屋着にしました。
このちょっとした変化で、受け取り時のバタバタがゼロに。宅配便のストレスが減るって意外と大きいです。
朝食はワンパターンでOK
毎朝のメニューを考えるの、結構面倒じゃないですか?
そこで我が家は「平日は毎日同じ朝食」と決めてしまいました。
内容は子どもが好きな定番メニュー。
栄養バランスも大事だけど、まずは続けられることが一番。
朝がラクになって、朝の準備時間にも余裕が出ました。
汚れは“ついで掃除”でためない
お風呂のついでに壁をさっとこする、料理のついでにコンロを拭く、などの**“ながら掃除”**を意識するようにしたら、汚れが溜まりにくくなって、大掃除の必要がほとんどなくなりました。
一気にやろうとせず、日常の延長でちょこっとやる。これが続けるコツですね。
電気の消し忘れはゲーム感覚で
子どもにも協力してもらいたくて、「電気を消したらポイントゲット!」という家族内ゲーム制度を作りました。月末にポイントが多い人にはちょっとしたご褒美を用意して。
楽しみながら協力できる仕組みにしたことで、電気代も減り、消し忘れが激減しました。
まとめ|名前のない家事を減らすだけで、暮らしがもっと軽くなる
家事を全部“ちゃんとやる”のではなく、「やらなくても困らないことは、思いきってやめる」。
それだけで、驚くほど気持ちも時間もラクになります。
今回ご紹介した**20の“やらない家事”**は、どれも私が実際に試して「本当に楽になった!」と感じたものばかり。
全部やらなくても、1つ2つ取り入れるだけで家事のハードルがグッと下がりますよ。
ぜひ、自分の暮らしに合った「やらない家事」を見つけて、もっと自由な時間を楽しんでみてくださいね。