「なんでこんなに服があるのに、毎朝“着る服がない”って思うんだろう?」
以前の私は、クローゼットの扉を開けるたびにため息をついていました。
山のような服、詰め込みすぎた引き出し、
そして床に積まれた洗濯物。整理しなきゃと思っても、どこから手をつければいいのかわからない
でも、そんな状態から抜け出せたのは、今回ご紹介する【洋服の整理整頓術】を実践したからなんです。
この記事では、「片付けが苦手」「洋服の整理整頓ができない」と悩んでいる方に向けて、今すぐ試せるシンプルな方法をご紹介します。
しかも、感情に左右されず、無理なく始められる方法ばかり。
自分を責めずに、片付いたクローゼットを手に入れましょう!
洋服は使用頻度で分けて整理整頓!
着る服がないのに、クローゼットはパンパン…そんな経験、ありませんか?
ここでは、「着ていない服を見える化するだけ」で驚くほどクローゼットが整う方法をご紹介します。
私自身、このやり方を実践して、服選びのストレスからかなり解放されました。
着てない服がクローゼットの大半だった衝撃
ある日、思い切ってクローゼットの服をすべてリビングに広げてみました。正直、ちょっとした地獄絵図。床が見えなくなるほどで、どこから手をつければいいのか呆然としました。でも、その作業で気づいたんです。
「着ていない服、多すぎる……!」
長袖、ニット、スカートなどをカテゴリごとに仕分けていくと、自然と着ている服と着ていない服がはっきりしてきました。そして、“これはいつ着たか?”を基準にしていくと、迷いがだんだん減っていきました。
1軍・2軍・3軍に仕分ける【やり方】
仕分けの基準として、私は「使用頻度」で3つに分けることにしました。
- 1軍:月に1回以上は着るヘビロテ服
- 2軍:季節や気分で時々着る(3ヶ月以内)
- 3軍:3ヶ月以上着ていない服
「3軍」に分類された服は紙袋にまとめて、ひとまずクローゼットの外に出します。すぐに処分できなくても、“使っていない”という事実を見える形にしておくことで、後から手放す判断がしやすくなりました。
実際にやってみると、私の持っている服の4割近くが3軍でした。ずっとあるのに全く手に取っていない服が、こんなにあったとは…。
仕分けるだけでクローゼットが激変!
仕分けたあと、1軍だけをクローゼットに戻してみました。それだけで中がスッキリ!服を選ぶ時間も、迷うストレスも激減しました。
「本当に着る服だけが並んでいる」という状態が、思った以上に快適で、朝の身支度が楽になりました。
しかも、視覚的にもスッキリしているので、気持ちにも余裕ができた気がします。今では「洋服の片付け=気分も整う」という感覚を実感しています。
洋服の収納スペースの上限を決める
捨てたいけど捨てられない、そんな悩みを解決するのがこちら。
「収納の上限を決める」ルール。
この方法を取り入れてから、私は「なんとなくとってある服」が格段に減りました。
服が減らせない理由は「余白がないから」
以前の私は、「いつか着るかも…」「高かったし…」と、服をなかなか手放せずにいました。気づいたら収納はパンパン、でも着る服はいつも同じ。
見直してみたら、なんとなく置いてある“予備服”にスペースが取られていたんです。
この状況を抜け出すには、「持てる服の量に限りがある」と自覚することが必要でした。
わかっていても服を減らすのってむずかしいんですよね。
続いて、どんなふうに私が服を減らしていったか具体的な方法を紹介します。
スペースの上限を先に決める【やり方】
まずは服の種類ごとに収納する場所を固定しました。
たとえば
- 冬用ニットは衣装ケース1つ分まで
- ボトムスは引き出し2段まで
といった具合です。
そのスペースに、まず1軍→2軍の順で収納。
それでも収まらない場合は、優先順位の低いものを手放す判断をします。
この「先に上限を決める」ことで、自動的に取捨選択のスイッチが入るようになりました。
収納量を決めると、服の量も自然と減る
これまで“入りそうだから入れていた”服たちも、上限を決めることで整理の対象に。
結果的に収納の中身がスリム化され、「どこに何があるか」がすぐにわかるようになりました。
特に効果を感じたのは、衣替えの時。
見直す手間も減り、収納グッズも最小限で済むようになりました。
「洋服の手放し方」を増やして迷いを減らす
「手放したいけど、どうしたらいいかわからない…」という迷いが、服を溜めこむ原因になることも。
この章では、“手放す先”を増やして、気軽に服とお別れできる仕組みを作る方法をご紹介します。
フリマアプリが負担になっていた【きっかけ】
私も以前は「メルカリで売ろう」と思って、売りたい服をためていました。でも、写真を撮ったり、説明を書いたり、梱包したり…。正直、めんどくさくて手が止まりがちに。
気づけば、出品待ちの服がクローゼットの一角を占拠。これでは意味がないと感じて、別の手放し方法を試すことにしました。
LINE査定や宅配買取で気軽に手放す【やり方】
私が取り入れたのは、LINE査定ができるリサイクルショップです。
スマホで写真を撮って送るだけで査定してくれて、送料や梱包キットも無料のところが多いんです。
さらに「手放しボックス」を1箱だけ作り、「手放すか悩んだ服」はそこに入れて保留。
“一時避難場所”を作ることで、手放すハードルがぐっと下がりました。
気軽に査定してもらって、納得できる値段ならそのまま送る。
そうじゃなければ、保留でもOK。
選択肢があると、気持ちがとてもラクです。
売る前提をやめたら手放しが加速
「高く売りたい」と思っていた時期ほど、服が減らせませんでした。
でも、“高く売らなくてもいい”と気づいてから、ようやく手放すスピードがアップ。
今では「場所代がかかっている」と思うようにしています。置いておくだけでもスペースを取る服たちを気持ちよく送り出せるようになりました。
増やすなら減らす!買い物ルールを決める
せっかく服を減らしても、またすぐ増えてしまったら意味がありません。
ここでは「買ったら減らす」というシンプルなルールを導入して、無理なく服の総量をキープする方法を紹介します。
↓私の場合はハンガーを絶対に増やさないことを徹底しています↓
減らしてもまた増える無限ループ
整理を頑張ったあとに、ついセールで新しい服を買ってしまう。
よくあるパターンです。
私も何度もやりました。
結局クローゼットが元通りいっぱいに戻ってしまい
「また整理しなきゃ…」
と疲れることに。
この無限ループから抜け出すには、買うタイミングで「手放す」ことをセットにするのが一番でした。
ハンガーの本数で管理する【やり方】
私が決めたルールは、「ハンガーの本数=持てる服の上限」というものです。
- 新しい服を買ったら、必ず1着手放す
- ハンガーの本数以上は持たない
ハンガーはMAWAハンガーやニトリの滑らないハンガーで統一。型崩れしにくく、見た目もスッキリします。
90cm幅のクローゼットなら、適正本数は約30本。この“物理的制限”があることで、「本当に必要かどうか」を自然と考えるようになりました。
買い物が慎重になり、無駄買いが激減
このルールを導入してから、「とりあえず買っておこう」がかなり減りました。
そして、服を選ぶ時間も短縮。クローゼットが軽くなると、気持ちまで軽くなります。
気に入っていない服に囲まれるより、少数精鋭のワードローブのほうが、満足度はずっと高いです。
片付けやすさを優先した収納にする
服の量を減らしても、収納が使いにくいとまた散らかってしまいます。
最後に紹介するのは、「出し入れが簡単」で「片付けやすい」収納方法です。
衣装ケースの中がぐちゃぐちゃになる問題
整理したときにはとてもきれいだった引き出し。
しかし日々生活していく中で、出し入れをしているとどんどんグチャグチャに…。
あるあるですよね。
特に朝の時間がないとき、服を引っ張り出してまた戻すのが面倒で、結局部屋が散らかるという悪循環。
これではせっかく洋服の量を減らしても意味がありません。
そこで「畳む収納」よりも、「かける収納」へシフトすることにしました。
ハンガー収納中心で手間を省く【やり方】
基本はハンガーにかける収納をメインに。
畳む必要がある服だけ、引き出しにしまうようにしました。
衣装ケースの高さは服の種類に合わせて選ぶのがコツです。
- トップス用:高さ23cm
- 厚手ニットやボトムス用:高さ30cm
- 下着・子供服用:高さ18cm
服の厚みに合ったケースを選ぶことで、出し入れのしやすさが段違いに変わります。
畳まなくていいだけで、続けやすさが段違い
「かける収納」がメインになってから、たたみ直す手間が激減。
洗濯後も“ハンガーにかけるだけ”で片付きます。
ハンガーにかけているとどこに何があるかわかるので、探してグチャグチャという事もなくなります。
引き出しの中も、高さを揃えることで取り出しやすく、戻しやすくなりました。
収納にかける労力が少ないと、片付けも習慣になりやすいと実感しています。
まとめ:片付けられない私でもできた!洋服整理5つのコツ
洋服の整理整頓は、一気にやろうとしなくても大丈夫です。今回ご紹介した5つのステップを少しずつ取り入れることで、「片付けられない私」から脱出できました。
- 洋服は使用頻度で仕分けして見える化する
- 収納スペースの上限を決めて、服の総量を管理する
- 手放す選択肢を増やして、迷いを減らす
- 買ったら手放す!ハンガー管理ルールで服を増やさない
- 片付けやすい収納方法を選んで習慣化しやすくする
私自身、ずっと「片付けが苦手」「服が減らせない」と悩んできました。でも今では、クローゼットを開けるたびにちょっと嬉しくなります。
どれも簡単な工夫ばかりなので、まずは1つでも取り入れてみてくださいね。