毎日のごはん作りをもっとラクにしたい。
そんな時に大活躍するのが「食材の冷凍保存術」です。
ちょっとした下ごしらえを買い物後に済ませておくだけで、調理のたびに余計な手間が減り、食材のムダも防ぐことができます。
今回は、料理の時短と節約に直結する便利な食材冷凍テクニックをご紹介します。
冷凍保存のコツや、冷凍後の味・食感の変化、料理への使い道まで詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
【料理】冷凍保存でグッとラクになる食材たち
まずは冷凍保存することで料理がぐっと楽になる食材を紹介します。
紹介するのはこちら
・バター
・牛乳
・生クリーム
バターの冷凍保存と使い方
バターは空気に触れると酸化が進みやすく、冷蔵保存だけでは風味が落ちてしまうことも。
そこでおすすめなのが「バターの冷凍保存」です。
使いやすい大きさにカットしてラップで包み、さらに保存袋に入れて冷凍庫へ。
使うときは冷凍庫から取り出し、必要な分だけすぐ使えます。
私自身、バターをまとめ買いして小分け冷凍するようになってから、無駄が激減しました!
特にパンに塗る用と、料理用に使い分けると、料理のたびに手間取らずストレスフリーです。
牛乳・生クリームの冷凍保存と使い方
牛乳や生クリームも、余ったときには冷凍保存が便利です。
製氷皿に注いで凍らせたあと、取り出して保存袋に入れておけば、使いたい分だけ解凍して料理に使えます。
以前、ホイップ用の生クリームを半分余らせて困ったとき、冷凍しておいたおかげで、後日シチューにリメイクできました!
ただし、冷凍後は分離しやすくなるため、そのまま飲むよりも、シチューやグラタン、ホットケーキなど加熱調理に使うのがおすすめです。
【時短】毎日の調理をラクにする冷凍保存アイデア
冷凍することで調理の際に切ったり混ぜたりせず、手を汚さない、包丁いらずで使える食材も色々あります。
ここで紹介する食材はあまり冷凍できるイメージがないものも。
なにか参考にしていただけると嬉しいです。
卵・しらす・きのこの冷凍保存と使い方
意外かもしれませんが、卵もしっかり工夫すれば冷凍できます。
生卵は殻ごと冷凍せず、溶き卵にして冷凍保存用袋に入れるのがポイント。
解凍して炒り卵や卵焼きに使えばOKです。
一度大量に卵をもらったとき、慌てて溶き卵冷凍に挑戦しましたが、これが大正解。
忙しい朝にすぐ卵料理が作れて、感動しました!
しらすはそのまま冷凍できるので、ちょっとしたトッピングに便利。
きのこは石づきを取って小分けにし、冷凍することで旨みがアップします。
冷凍きのこは凍ったまま炒め物や汁物に入れられるので、調理の手間がぐっと省けます。
きのこはまとめ買いして冷凍しておくと、「あと一品足りない!」というときにササッと使えてとても助かっています。
しじみ・キムチ・生姜・にんにく・バナナの冷凍保存と使い方
しじみは冷凍することで旨み成分(コハク酸)が増えるため、味噌汁などに最適。
キムチは発酵が進むのを抑えられ、炒め物などにすぐ使えます。
キムチ冷凍は正直「本当に大丈夫かな?」と思いましたが、炒め物に使う分には全然問題なし。
酸っぱくなりにくいので、私は多めに買ったときは必ず冷凍しています!
生姜は皮ごとすりおろして冷凍しておくと、必要なときにサッと使えて便利です。
にんにくも皮をむいて冷凍すれば、すりおろし・スライス・みじん切りと使い分け自由。
バナナは皮をむいてラップし、保存袋へ。
半解凍でスムージーやお菓子作りにも使えて、とても便利です。
バナナ冷凍は、熟れすぎたバナナを救う最後の砦!
冷凍バナナを使ったスムージーは、家族にも大好評でした。
【保存】冷凍で美味しさをキープする方法
冷蔵保存だと劣化してしまう食品多数。
ここでは、冷凍保存でラクなだけでなく、美味しさもキープできる食材を紹介します。
ヨーグルト・チーズの冷凍保存と使い方
ヨーグルトは水分と分離するため、解凍後はそのまま食べるよりも、スムージーやケーキ作りに使うのが向いています。
私もヨーグルトを冷凍して、チーズケーキ作りに活用していますが、加熱すると全く気になりません!
チーズは小分けにして冷凍しておけば、ピザやグラタンなどにそのまま使えます。
特に、ピザ用チーズは冷凍してもパラパラのまま使えるので、かなり重宝します。
冷凍庫にチーズのストックがあるだけで、献立に困ったときにすごく安心感があります。
食パンの冷凍保存と使い方
食パンは1枚ずつラップして冷凍すれば、毎日フレッシュな状態で食べられます。
冷凍したままトースターで焼くと、外はカリッと中はふわっとした食感に仕上がります。
実際にやってみて「焼きたて感」に驚きました!
食パンを買ったらすぐ冷凍が今や我が家の定番ルールです。
料理時短が叶う!解凍不要で調理できる意外な食材
余りがちな食材を冷凍保存しても、使う時に解凍が必要だとやる気が出ないですよね。
ここでは、冷凍保存は簡単、さらに料理の時短も叶えてくれる食材を紹介します。
パスタ・うどん・味噌の冷凍保存と使い方
茹でたパスタやうどんは、少量ずつ冷凍しておくと、一人分だけパパっと用意したいときに便利です。
味噌も冷凍可能で、凍ってもカチカチにならないため、すぐに使えます。
私はいつも、茹でうどんを1玉ずつラップして冷凍しています。
疲れた日の夜ごはんに、すぐ温かいおうどんが作れてほんとにラクです!
味噌の冷凍も意外と知られていないですが、味も品質も落ちずに保存できるので、かなりおすすめです。
納豆・油揚げの冷凍保存と使い方
納豆はパックのまま冷凍保存が可能。
解凍しても風味や食感はほぼ変わりません。
「安売りしてる!」と思ったら迷わずまとめ買いして冷凍するようになりました。
油揚げは油抜きしてから冷凍しておけば、煮物や味噌汁にすぐ使えます。
冷凍油揚げのおかげで、急に一品作りたい時も焦らず済むようになりました。
ここまで「料理の時短&節約に役立つ食材冷凍保存術」を紹介してきました。
ちょっとした工夫で、毎日の料理がぐっとラクになりますよ。
【おすすめ】冷凍保存に役立つアイテム
食材を冷凍保存するとき、アイテム選びで保存のラクさと美味しさがぐっと変わります。
私自身も色々試してきた中で、特におすすめのグッズをご紹介します!
◉小分け冷凍に便利なアイテム
- ジッパー付き保存袋(フリーザーバッグ)
→ 厚手で冷凍焼けしにくいタイプを選ぶと◎
食材をなるべく平らにして凍らせると、解凍も早いです。 - ラップフィルム
→ 小分け冷凍には欠かせません!
食材をぴったり包んで空気を遮断すると、風味を保てます。 - シリコン保存バッグ
→ 繰り返し使えるのでエコ。液体もの(カレー・スープ)にも便利! - 製氷皿(フタ付き)
→ 牛乳・生クリーム・卵など液体を少量ずつ冷凍するのに超便利です。 - 冷凍用のタッパー(コンテナ)
→ ヨーグルトやチーズなど、型崩れしやすいものには向いています。
私が特に重宝しているのは「製氷皿」と「シリコン保存バッグ」。
少し手間をかけるだけで、後の使い勝手が本当に変わります!
【保存版】冷凍保存・食材別の保存期間目安一覧
「いつまで大丈夫かな?」と不安になること、ありませんか?
ここで、よく冷凍保存する食材別に、おおよその保存期間の目安をまとめておきますね。※保存期間は目安です。冷凍庫の状態や食材のもともとの鮮度によって変わるので、なるべく早めに使い切るのがおすすめ!
食材 | 冷凍保存の目安期間 |
バター | 約1ヶ月 |
牛乳・生クリーム | 約1ヶ月 |
卵(溶き卵) | 約2〜3週間 |
しらす | 約1ヶ月 |
きのこ | 約1ヶ月 |
しじみ | 約1ヶ月 |
キムチ | 約1ヶ月 |
生姜・にんにく | 約1〜2ヶ月 |
バナナ | 約1ヶ月 |
ヨーグルト | 約1ヶ月 |
チーズ(ピザ用など) | 約2ヶ月 |
食パン | 約2週間 |
茹でたパスタ・うどん | 約2週間 |
味噌 | 約6ヶ月 |
納豆 | 約1ヶ月 |
油揚げ | 約1ヶ月 |
私も「これはいつ冷凍したっけ?」とならないように、
冷凍日を書いたマスキングテープを貼るようにしています。
これだけでも安心感が違いますよ〜!
まとめ:冷凍保存で料理の時短&節約を実現しよう!
食材の冷凍保存は、時間もお金も賢く節約できる強力な味方です。
ちょっとした工夫を加えるだけで、毎日の料理が格段に楽になります。
バターや卵、牛乳といった基本的な食材から、意外な食材まで冷凍保存の可能性は無限大です。
これらのテクニックを使えば、忙しい日常でも、スムーズに美味しい料理を作ることができ、食材のムダも防げます。
特に冷凍保存のコツを覚えることで、買い物後の食材が長持ちし、必要な分だけ取り出して使えるので、毎日の料理が手間なく快適に。
どの食材も冷凍することで、必要な時にすぐ使えるので、無駄な時間を省いて料理に集中できるようになります。
ぜひ、今回ご紹介した冷凍保存術を試して、時短&節約の実感を得てください。
日々の食事作りがもっと楽になり、充実した生活が送れるようになること間違いなしです!
冷凍保存を上手に活用し、あなたのキッチンをもっと効率的に、そして楽しくしてくださいね♪