掃除をしていると
「汚れを放置していたらなかなか落ちなくなっていた…」
なんてことよくありますよね。
私自身、以前は「汚れてきたな…よし、そろそろやるか」と腰を上げるタイプで、毎回これを繰り返していました。
でも、やり始めると2時間以上かかったり、疲れて途中で嫌になったり…。
そんな掃除スタイルが、ますます掃除へのハードルを上げていたんです。
でも今では、毎日5分程度の「プチ掃除」を習慣にしたことで、大掃除をしなくても部屋がキレイに保てるようになりました。
この記事では、私が実践している「がんばらない掃除ルーティン」をご紹介!
キッチン、洗面所・お風呂、トイレ、そして“やらない掃除”の工夫という4つのテーマに分けて解説していきます。
キッチンの毎日掃除ルーティン
キッチンは毎日使う場所だからこそ、ちょっと放っておくだけであっという間に汚れてしまいます。
でも逆に言えば、「毎日使う=毎日ちょこっと掃除できる」ということ。
私は料理や食器洗いの“ついで”に簡単な掃除を習慣にしたことで、清潔な状態をラクにキープできるようになりました。
排水溝=食器洗い後にサッと
以前は排水溝の掃除が大嫌いで、見ないふりをしていた私。
でも、数日放置しただけでヌメリやニオイが…。それがストレスで「毎日サッと洗う」スタイルに変えました。
食器洗いの最後に、ゴミ受けを外して食器用洗剤でサッと洗うだけ。それだけで、ニオイもぬめりも気にならなくなりました。
ポイント
- 食器洗いの最後に排水溝を洗う
- ヌメリ防止&ニオイ対策になる
使い捨てクロスでシンク&コンロも掃除
キッチンやテーブルを拭くクロスはどんなものをつかっていますか?
我が家は使い捨てのクロスにして、毎日交換しています。
今は使い捨てクロスが100均やニトリやホームセンターなどで手軽に購入可能。
そのクロスで最後にシンクの水はねやコンロの油汚れをサッと拭く
これも意外と効果絶大です!
換気扇フィルターは必須
いざ掃除しようと思うと手が付けられない状態になっている場所といえば換気扇ではないでしょうか。
中まで分解してきれいにするのは相当な労力ですよね。
我が家では、換気扇フィルターを使うようにしています。
フィルターのおかげで中までべたべたになることはなくなり、掃除がラクです。
このフィルターは毎日と言わず、汚くなったら交換すればOKです!
調理後すぐにコンロを拭く
コンロの汚れって気になりだしてから掃除してみると汚れが落ちませんよね。
ところが、料理を終えたばかりの熱いうちに拭くと、油汚れもスルッと落ちます。
毎日の料理のあとにささっときれいにしてしまいましょう!
使うツールは、先ほども紹介した通り、使い捨てのクロスがおすすめですよ。
ポイント
- 調理後すぐ拭くと汚れがこびりつかない
- クロスを手元に置く工夫が続けるコツ
洗面所&お風呂は「濡れたついで」に掃除
水回りって、放っておくとすぐに水垢やぬめりがついてしまいがち。
でも、毎日ほんの少し「ついでに掃除」するだけで、あの憂うつな大掃除がほとんどいらなくなります。
洗顔やシャワーの“濡れるタイミング”をうまく活かせば、わざわざ掃除のための時間を取らなくてもピカピカがキープできますよ。
習慣にするには「動作の流れに組み込む」「道具をすぐ使える場所に置く」ことがポイント。
ここでは、私が実践しているついで掃除のルーティンをご紹介します。
洗面台をこまめに拭く
夫に「洗面台、ビショビショだよ」と言われてショックだったのが、始まりでした。
洗顔の後、顔を拭いたタオルでそのまま洗面台の水滴をサッと拭くだけ。最初は面倒に感じたけど、慣れれば無意識でできるようになります。
水滴を放っておくとすぐに水垢になるので、「今やるのがいちばんラク」と思えば続けやすいです。
習慣化のコツとしては、
「拭く用のタオルを別に1枚用意する」
「タオルを引っ掛けておくフックを洗面所につける」
など、小さな仕組みづくりが効きます。
ポイント
- 洗顔後にすぐ拭くだけ
- 水垢ができる前に対応するのがカギ
体を洗う泡お風呂も掃除
お風呂掃除って、後回しにすると本当にやりたくなくなるんですよね…。
私はそんな気持ちを避けたくて、体を洗う泡でそのまま床や浴槽をこする“ついで掃除”を取り入れました。
洗い流す前にスポンジでササッとこするだけ。毎日やることで、ピンク汚れやカビの予防にもなっています。
始めやすくするには、スポンジを浴室に吊るしておく、泡立ちの良いボディソープを使うなどのちょっとした工夫がおすすめ。
掃除用の洗剤がなくても「いつもの泡」でOKなので気楽に続けられますよ。
ポイント
- 泡を活用してそのまま掃除
- 汚れがこびりつく前に対処できる
鏡もサッと一拭きでくもり知らず
洗面台の鏡、よく見たら歯磨き粉の飛び散りや水滴でけっこう汚れていませんか?
私は洗面台を拭いた“ついで”に、鏡も軽く拭くようにしています。
意識して毎日見る場所だからこそ、キレイだと気分も上がるんです。
マイクロファイバークロスや使い捨てのお掃除シートを、鏡の近くに収納しておくと、「気づいたときにすぐできる」ので便利。
続けるコツは「何かのついでに必ず1つ拭く」と決めること。
1箇所だけでも、習慣にすれば家中が少しずつキレイになりますよ。
ポイント
- 鏡も一緒にサッと拭くだけ
- 拭き掃除グッズを近くに置くと◎
トイレ掃除は「こまめに&ルーティン化」で負担ゼロ
トイレは汚れやすいけど、ちょこっと掃除を習慣にすれば、週1の掃除が驚くほどラクになります。
私が実践しているのは「便座裏を毎回拭く」と「洗剤をかけて流すだけ」の2ステップです。
トイレ使用後に便座裏をひと拭き
汚れがこびりつく前に拭くのが一番。
トイレ使用後に、除菌シートで便座裏をサッと拭くだけで、いつも清潔感がキープできます。
たった数秒の習慣で、週1掃除の時短に繋がります。
ポイント
- 除菌シートで毎回ひと拭き
- 汚れがたまらず掃除がラク
続けるコツとしては、除菌シートを手に取りやすい場所に置いておくこと。たとえば、トイレットペーパーホルダーの上や、手洗い場のそばにカゴを設置しておくだけでも、格段にやりやすくなりますよ。
洗剤をかけて流すだけでキレイを保つ
ブラシを使わず、トイレ用洗剤をシュッとかけて水を流すだけ。
こまめにこれをやっておくだけで、こびりついた汚れが激減しました。
忙しい朝でも簡単にできます。
ポイント
- ゴシゴシ不要、かけて流すだけ
- 頑固な汚れがつきにくくなる
最近は「スタンプ式洗剤」や「置き型の流すたび洗浄アイテム」なども種類豊富。
自分に合ったアイテムを使えば、よりラクに清潔をキープできます。
これも、「ついでにやる」のがポイント。
鏡を見ながら顔を整えている間にサッと洗剤をかける、そんな流れに組み込むことで、無理なく続けられますよ。
「やらない掃除」を増やすアイテム活用術
掃除を習慣化しても、全部を自分でやるのはしんどい…。
そんなときは「道具に任せる」ことも大事です。
私は、掃除アイテムや便利グッズに助けてもらって、そもそも掃除の手間を減らす工夫をしています。
「防カビくん煙剤」でお風呂のカビ予防
2ヶ月に1回、防カビくん煙剤を使うだけで黒カビが激減!カビ取り掃除をしなくて済むので、本当に助かっています。
この習慣がついてから本当にカビが生えにくくなりました。
おかげできれいが保てて、掃除も楽で本当にやっててよかったと思います。
ポイント
- 定期的に使うだけで掃除の手間が減る
- カビ掃除からの解放感がすごい
ロボット掃除機に床掃除を任せる
ロボット掃除機に床掃除をおまかせすることで、ほぼノータッチに。
物を床に置かないように意識するようになり、部屋もスッキリしました。
週1の拭き掃除も、ロボットのおかげでラクに。
ものを減らすきっかけにもなり、ホコリが溜まりにくい家が実現できました!
ポイント
- 物を床に置かないだけで効率アップ
- 自動掃除で時間と体力の節約に
撥水コーティング剤で汚れ予防
シンクや洗面台に撥水コーティングを施すと、水垢ができにくくなります。
掃除してもすぐに汚れるのが悩みでしたが、コーティングのおかげで水はじきが良くなり、掃除回数が減りました。
ポイント
- コーティングは1回で長持ち
- 水垢や石けんカスの防止に
排水溝ネットでヌメリ&詰まり防止
キッチンや洗面所の排水溝に使い捨てネットをつけることで、ゴミがたまらず、掃除の手間が激減。
交換するだけなので、手間もありません。
ちょっとしたことですが、このおかげで排水口の掃除もめったにしなくて良くなりました。
ポイント
- 髪の毛や食べカスが流れ込むのを防ぐ
- 捨てるだけの簡単お手入れ
まとめ:がんばらない掃除は「ついで」と「習慣化」がカギ
掃除が苦手でも、毎日の中にちょこっと取り入れる「プチ掃除」なら続けられます。
私が実感したのは、「完璧じゃなくていい」「道具に頼ってもいい」ということ。
1日5分のついで掃除でも、積み重ねることで部屋の清潔感は格段にアップします。
掃除=しんどいという思い込みを手放して、「知らない間にできてた!」くらいの感覚で続けてみてください。
がんばらない掃除が、あなたの暮らしをもっとラクにしてくれますよ。